3Dプリントについて

3Dプリント

3Dプリントとは

左側:サポート除去前 右側:サポート除去後
左側:サポート除去前
右側:サポート除去後

インクジェットヘッドから紫外線硬化樹脂をテーブルに塗布し、積層してモデルを形成する工法です。

サポートにはワックスを用いていることが特長です。

サポートワックスは加熱することで容易に融解できるので、光造形のようなサポート痕が残らず、また粉末造形のようなザラザラした質感にはなりません。

光造形が苦手な彫刻形状の造形にも適しています。

3Dプリントのメリット

3Dプリント品
3Dプリントは細かい造形も得意としています

  • 光造形のようなサポート痕が残らない
    (ワックス材のサポートで溶解除去できる)
  • 粉末造形のようなザラザラした質感にならない
  • 積層ピッチが0.032~0.016mmで造形可能(通常0.029mm)
  • 切削加工に比べ、高速で加工可能
  • 積層方式のため、アンダーカット形状も一体加工が可能
  • アッセンブリデータでも造形可能

※ソリッド間に0.1mm以上のクリアランスが必要

3Dプリントの注意点

3Dプリントの積層目

積層目が残ります

  • 光造形に比べ材料費が高め
  • 強度は光造形より少し強めだが、壊れやすい条件は同様
  • 積層目が残る。気泡が入ることがある。

よくいただくご質問 ~3Dプリント編~

Q1)加工できる大きさは?

A1)マシンのテーブルサイズは295×185×200mmです。

Q2)塗装は可能ですか?

A2)塗装仕上げが可能です。
ただし、通常ですと積層目が残ります。

インクジェット式3Dプリントの流れ

1)3DデータをSTLデータへ変換
2)STLデータから造形加工データを作成
3) 3Dプリンタで加工
4)サポート材をオーブンで溶かして除去
5)脱脂洗浄
6)塗装仕上げ(オプション)

※下記のイラストは分かりやすいように、積層間隔をかなり大きめに表現しています。
※実際は積層ピッチが0.016mm ~0.032で造形可能です(通常ピッチ0.032mm)。

(1)3Dプリンタのテーブルがインクジェット吐出口と紫外線レーザー照射部の下を前後に移動します。テーブルが通る際に、吐出口から紫外線硬化樹脂とサポート用ワックスが塗布(印刷)されます。1層目を印刷+硬化させると、テーブルが1段下がり、次の層を造形します。これを繰り返します。

3Dプリンタで造形

(2)サポート用ワックスは低温で溶解させ取り除きます。光造形のようにサポート痕が残りません。

サポートワックスの加熱溶解

(3)脱脂・洗浄・乾燥を行い完了です。ご要望に応じて、塗装も承ります。

3Dプリント品の脱脂・洗浄処理

3Dプリンタのテーブル・吐出口・レーザー部

3Dプリント用材料~VisiJet Crystal

グレード VisiJet Crystal (3Dプリント用材料)
材料タイプ アクリル系 紫外線硬化樹脂
半透明
引張強度(MPa) 42.4
引張弾性率(MPa) 1463(1283)
破断時伸び(%) 6.83
曲げ強度(MPa) 49
曲げ弾性率(MPa) 1159
アイゾット衝撃値(ノッチ付)(J/m) 25
熱変形温度(℃) 56(HDT)
情報元 3DSYSTEMS社HPより
projet_3500_plastic_0114-a4-jp-web.pdf
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